■質問日: |
2004/06/08 |
■最終更新日: |
2012/10/31 |
■質問内容: |
WebReportCafeをLinux(Unix)で動作させる場合の注意点を教えてください。 |
■回答内容: |
WebReportCafeをLinux(Unix)で動作させる場合の注意点は2つあります。 ◆A.イメージ画像ファイルの取り扱い A1. Linux(UNIXも含む)上でWebReportCafeを使用してイメージ画像を使用した PDFを作成する場合、X Window環境が必要です。 X Window をインストールしてください。 X Windowをインストール後、下記のいずれかの対策を行なってください。 A1-1 X Windowを起動し、Javaプロセスから描画可能にする。 (DISPLAY環境変数などを適宜設定してください。) A1-2 ヘッドレスサポートを使用する。(JDK1.4以降で利用可) JVMのシステムプロパティに下記の値を設定します。 -Djava.awt.headless=true A2. JAI(Java Advanced Imaging)の使用 ビットマップまたはTIFFを出力する場合、JAIが必要となります。(Windows上で動作させる場合でも必要です。) SUNの下記サイトよりJAIをダウンロードして下さい。 http://download.java.net/media/jai/builds/release/1_1_3/ (2012/10/30現在、最新版は jai-1_1_3-lib.zip となっています。) ダウンロードしたファイルを展開するとjai_core.jar とjai_codec.jar ファイルが取得できます。 jai_codec.jar,jai_core.jar ファイルをクラスパスに設定して下さい。 詳しくは「WRC Designer 導入ガイド」の「補足説明」「イメージ及びJAIについて」を参照してください。 ※OSがAIX、またはIBM Javaを使用している場合JAIは使用できないため、TIFF・BMPは使用できません。 http://www.oracle.com/technetwork/java/jaifaq-138288.html#platforms ◆B.ダイレクト印刷フォントについて(PDF生成のみ場合は特に意識する必要はございません。) WebReportCafeのデフォルトの設定では、windows上のフォント名が設定されています。 Windows 以外のJava プログラムからダイレクト印刷する場合、違うフォントを使用する必要がある場合、印刷フォントプロパティファイルを作成する必要があります。 ※詳細につきましては、WRC Engineのドキュメント 「補足説明 :印刷フォントについて」を参照してください。 |
■添付資料: |
なし |